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治療の中断について|港北区大倉山の歯医者さん|ふかい歯科クリニック

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治療の中断について

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今回から何回かに渡って「治療の中断」についてお話しさせてもらいます。
第1回目の今回は最も中断が多いケースについてのお話になります。

歯の神経を取る治療を受けて中断するケース

虫歯が大きくて痛みが出た際に歯の「神経」を取らなければならないことがあります。神経を取れば痛みはなくなりますが、治療はそれで終わりではありません。
神経を取った後は「根の治療」が必要になります。根の中を消毒し、最終的には「お薬」を根っこの中に緊密に入れなければなりません。
その後、補強のための「土台」をたてて「被せ物」をしたらその歯の治療が完了となります。
この「神経を取って」から「被せ物をする」までにかかる治療の回数はおおよそ5~6回となりますが、このあいだに治療を中断されるケースが1番多いのです。
その理由としては神経を取ると「痛みがなくなること」、「1本の歯にかかる治療回数が多いこと」が考えられます。
神経を取ってから根の中に最終的な「お薬」を詰めるまでの期間というのは、長くなってしまうと根の中が細菌により「感染」するリスクが高くなります。
根の中が「感染」してしまうと「根の治療」がさらに長くなり、その後の歯の寿命にも大きく影響してしまいます。ですから根の治療はできるだけ早く終えたほうが歯にとって良いのです。
そこでこれから治療中断時の注意事項を各ステップごとに解説していきたいと思います。

1. 神経を取った直後から「お薬」を入れるまでのあいだの中断について

この期間での中断はできるだけやめて欲しいというのがわれわれ歯科医院側の本音です。神経を取ったあとは根っこの中の消毒や洗浄が必要になります。
消毒のための薬剤を根っこに入れて、「仮のふた」をします。根っこの消毒は2,3回で終わりますが、痛みがなくなったからといってここで中断してしまうと「仮のふた」がはずれてしまい、食べかすや唾液が根っこの中に入って根っこの中が細菌により「感染」してしまいます。
感染した根っこの「殺菌、消毒」は回数がかかるため、本来2,3回で終るはずの治療が数ヶ月もかかってしまうなんてこともあるのです。
これが、この期間に中断して欲しくないという大きな理由です。

2. 「お薬」を入れてから補強用の「土台」を入れるまでのあいだの中断について

根っこの中に「お薬」を入れたら「根の治療」は完了となります。あとは補強用の「土台」を入れて、被せ物をするだけでこの歯の治療は完了になるわけですが、「根の治療」が終ったら「歯の治療」自体が終ったものと勘違いして中断されるかたもいます。
「土台」を入れるまでのあいだは「仮のふた」がされている状態です。これが外れてしまうと、根っこが虫歯になってしまい根の中が感染してしまいます。神経がないため虫歯になっても「痛み」を感じません。その状況が長く続いてしまうと、せっかく根の治療を終えたのに最悪の場合「抜歯」をしなければならないということもあります。
ですので、この期間での中断もやめましょう。

3. 補強用の「土台」を入れてから「被せ物」を入れるまでのあいだの中断について

ここまで進めば治療もあと少しで終わりになります。「土台」を入れてしまえば根っこを封鎖したことになるので、虫歯や感染のリスクもかなり減らすことができます。
しかし、治療はまだ終わりではありません。「土台」を入れたあとに「被せ物」をして治療は完了となります。
歯は上下できちんと噛み合っていないと動いてしまいます。「土台」を入れただけの状態の歯はきちんと噛み合っていないため、噛み合う「相手の歯」が出てきてしまうのです。

このようにたった1本の歯の治療を中断したがために「抜歯」になってしまったり、「他の歯の治療」が必要になってしまうなんてこともあるのです。
そうなると、本来予定していた治療期間がさらに伸びることになります。また、期間が伸びるということは治療費もかかってしまいます。
そうならないためにも、治療の中断はなるべくしないことをお勧めします。
しかしながら、どうしても中断せざるをえない場合もあると思います。そのようなときはわれわれスタッフにその旨を伝えてください。
「仮歯」を使用するなどしてある程度の期間であれば感染や歯の移動を防ぐことができる場合もありますので。