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1日3回、食後に歯磨きすれば虫歯は予防できますか?|港北区大倉山の歯医者さん|ふかい歯科クリニック

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1日3回、食後に歯磨きすれば虫歯は予防できますか?

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大倉山の歯医者さん、ふかい歯科クリニックです。今回のテーマは「虫歯を予防するための歯磨きについて」です。「1日3回歯磨きすれば虫歯を予防できますか?」…この質問の回答についてイエスとは言えません。

この質問に対しては「分からない」が正確な回答であり、なぜならこの質問からは歯磨きの回数しか分からないからです。と言うのも、磨き方次第では例え1日5回歯磨きしても虫歯は予防できないからです。

歯磨きにおいて大切なのは何か

歯磨きにおいて大切なのは何か?…それは精度です。これを頻度と勘違いしている人が多く、そのためすぐ虫歯になる人は予防のために頻繁に歯磨きをしようとします。しかし、いくら頻繁に歯を磨いても精度が低ければ虫歯の予防効果はないのです。

そもそもなぜ歯磨きで虫歯を予防できるのか?…それは虫歯菌が含まれるプラークを除去できるからです。逆に言えば、プラークを除去できなければ歯磨きの効果は得られなくなるのです。「いかに磨き残しを少なくできるか」…これが虫歯予防の歯磨きにおいて最も大切なことです。

精度の高い歯磨きをするには

ブラッシングだけの歯磨きの場合、プラークの除去率は一般的に6割ほどです。これをより高めて精密な歯磨きをするには、次の方法が効果的です。

デンタルフロスや歯間ブラシを使う

デンタルフロスも歯間ブラシも歯ブラシでは届かない箇所を磨けます。これらを使えばプラークの除去率が2割以上高まり、ブラッシングとあわせると1回の歯磨きで8割以上のプラークを除去することが可能です。

プラークテスターを使う

プラークテスターは無色透明のプラークを染色するためのものです。歯磨き後に使えば磨き残したプラークを目で確認できるため、磨き残しを確実になくせます。何日か続けて使用すれば染色する箇所のパターンが分かり、自分の歯磨きの弱点を知る参考にもなります。

歯磨き指導を受ける

歯科医院の定期検診や予防歯科では、治療メニューの中にブラッシング指導を取り入れています。これはその人の歯並びに合った正しい歯の磨き方を指導するためのもので、学んで実践することで今まで以上に効率良くプラークを除去できるようになります。

定期検診のすすめ

虫歯を予防するためには定期的に歯科医院で検診を受けましょう。定期検診を受ければ、ブラッシング指導や歯のクリーニングによって虫歯の予防効果が高まりますし、例え虫歯があったとしてもその時点で発見して治療できます。

このため虫歯を予防しやすくなるだけでなく、虫歯の重症化を防ぐこともできるのです。特に詰め物や被せ物の劣化で起こる二次虫歯は、定期検診を受けなければ予防するのは難しいでしょう。理想は3ヶ月に1回、最低でも6ヶ月に1回のペースで定期検診を受けるようにしてください。

歯の痛みと虫歯の有無

現在歯が痛くない人からすると、今回のお話は無関係に思えるかもしれません。しかし、歯が痛くないのは虫歯がない根拠にはならず、例え歯が痛くなくても虫歯があるケースもあります。例えば、次のケースの虫歯では歯に痛みを感じることはありません。

初期の虫歯

初期の虫歯は歯の表面だけが虫歯になった状態ですから、エナメル質の保護効果によって痛みを感じません。この時点で虫歯を発見して治療できれば、状態によっては削らずに治せることもあります。

神経を失った歯の二次虫歯

二次虫歯とは虫歯の再発です。最初の虫歯治療で神経を失っている場合、同じ歯が再度虫歯になっても神経が失われているため痛みの感覚がありません。

進行して神経が死んだ虫歯

虫歯が進行すると痛みが酷くなりますが、神経まで進行した後は一変して痛みを感じなくなります。これは虫歯によって神経が死んでしまったため、神経が失われて感覚がなくなるのが理由です。

…また今回のテーマとは異なるものの、歯周病にも目立った痛みはありません。ですから仮に歯が痛くない人でも診察すれば虫歯が見つかる可能性はありますし、歯周病になっている可能性だってあるのです。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、虫歯を予防するための歯磨きについてまとめます。

1. 歯磨きにおいて大切なのは何か :大切なのは「精度」。精密な歯磨きができなければ虫歯は予防できない
2. 精度の高い歯磨きをするには :デンタルフロスや歯間ブラシを使う、プラークテスターを使うなど
3. 定期検診のすすめ :虫歯の予防効果が高まり、さらに虫歯の早期発見と早期治療も可能
4. 歯の痛みと虫歯の有無 :初期の虫歯は痛みがないため、「歯が痛くない=虫歯がない」とは限らない

これら4つのことから、虫歯を予防するための歯磨きについて分かります。毎食後に歯磨きしたとしても、その歯磨きに虫歯の予防効果があるかどうかは分かりません。もちろん予防効果がゼロということはないものの、歯磨きにおいて大切なのは頻度ではなく精度だからです。ですから、例え1日1回の歯磨きだとしても精度が高ければ虫歯は予防できますし、歯磨き粉を使わない歯磨きだとしても、精度が高ければ虫歯予防の効果は充分にあります。