30代男性 上の歯の詰め物、被せものをレジン充填(保険治療)とセラミック(保険外)を使用して目立たなくした症例

初めの相談内容 上の歯の銀歯や被せものをしている歯を自然な感じにしたい。
診断結果 すでに入っている金属の詰め物や被せものはかなり前に治療したとのことでした。劣化していたり、不適合で虫歯になっている歯もあったため、患者様の希望通りすべて外してやり直すことにしました。
行った治療内容 まず古い金属を外し、虫歯治療が必要な歯は治療しました。
写真の右側の小臼歯2本はレジン充填(保険適応)で、左側の小臼歯2本はセラミックインレー(保険適応外の詰め物)、左右の大臼歯はセラミッククラウン(保険適応外の被せもの)、前歯2本もセラミッククラウンで被せて治療を終えました。
このケースの治療期間、おおよその費用 治療期間はおよそ3か月でした。レジン充填は保険適応で1本¥2000くらいです。セラミックインレー(保険適応外の詰め物)は1本¥45000~¥50000(税別)で前歯、大臼歯のセラミッククラウン(保険適応外の被せもの)は1本¥100000~¥140000(税別)となります。
今回のケースではセラミックインレー2本、セラミッククラウン4本(前歯、奥歯2本ずつ)で¥490000(税別)となります。
術後の経過や現在の様子 治療を終えてから4年ほど経過しておりますが、大きなトラブルもなく良好な状態が続いています。
治療のリスクについて もともとの銀歯が小さい場合には保険適応のレジン充填が可能ですが、レジンは変色してきます。また、「噛むちから」が大きくかかる奥歯に対して、広範囲に修復が必要なケースではレジン充填はおすすめしません。セラミックインレー・クラウンは変色しません。ただし、インレーは時間の経過とともに歯との境目が少しずつ目立ってくることもあります。当院ではe-maxとういオールセラミックを使用しておりますが、「歯ぎしり」や「くいしばり」「噛むちからがかなり強い」という方に対しては、割れる可能性があるのでジルコニアセラミックをお勧めしております。なお、保険適応外の詰め物に関しましては保証期間があります。最低でも半年に1度定期検診を受けていただくことが条件となります。

治療前

治療後

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