60代女性「前歯の歯茎がよく腫れる」重度の虫歯は抜歯し残せる歯は根っこ治療をした後、金具のない部分入れ歯で修復した症例

治療前

治療後

 

相談内容 「上の前歯の歯茎がよく腫れる」とご相談をいただきました。
診断結果 診察したところ、右上の前歯2本(中切歯/1番・黄色い矢印、側切歯/2番・青い矢印)の根っこが虫歯になっていることが原因で、歯茎が腫れていました。
2本のうち、中央の前歯は虫歯が特にひどく、保存が難しい状態で抜歯が必要でした。隣の歯も虫歯でしたが、根っこの治療を行うことで歯を残せると診断しました。

左上の前歯(中切歯/1番)はもともとなく、隣り合う歯(左の側切歯と右の中切歯)で支えるブリッジが入っていました。今回歯を抜くことで、中央の前歯2本がない状態になることをご説明しました。

行った治療内容 根っこの治療を行った歯は、抜かずに済んだもののブリッジを支える強さはなく、再度ブリッジで修復するのは困難であることをご説明し、人工の歯を埋め込む「インプラント」もしくは「部分入れ歯」での修復方法をご提案しました。
患者様は、金具がなく樹脂製で目立たない入れ歯「ノンクラスプデンチャー」をご選択されました。

根っこの治療が終了した歯は被せ物を作製。歯を抜いた部分は、傷跡が治ってから型取りをして、入れ歯を作製しました。

治療期間 8ヶ月
治療回数 16回
おおよその費用 150,000円
術後の経過や現在の様子 歯茎の腫れは治まり、入れ歯も問題なくご使用いただけています。
患者様も「前歯の歯茎の腫れもなくなり、見た目も想像以上に綺麗になった」と喜ばれています。
現在は定期的にメンテナンスにご通院いただいています。
治療のリスクについて ・ノンクラスプデンチャーは強い衝撃を受けた場合、割れる可能性があります。
・ノンクラスプデンチャーも経年で緩くなり、合わなくなる可能性があります。
クリニックより 歯を失った場合の治療方法は、入れ歯・ブリッジ・インプラントの3種類があります。当院はカウンセリングをしっかりと行い、それぞれのメリットやデメリットなどをお伝えします。その後患者様のご要望をお聞きし治療を進めていきます。

当院の患者様は治療後も予防や健康的な歯を維持するためメインテナンスに通われています。
当院のメインテナンスについてご覧くださいませ。

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