70代女性「保険で入れ歯を作ったが、厚みを感じるのでどうにかならないか」金属で上顎を覆う「金属床義歯」に変え、薄くて発音がしやすく、食べ物の温度も感じられるようになった症例

治療前

治療後

 

相談内容 「保険で入れ歯を作ったが、厚みを感じるのでどうにかならないか」とご相談いただきました。

また、患者様は発音への影響等も懸念していました。

診断結果 拝見したところ、上の奥歯5本(右の第2小臼歯/5番、左右の第1大臼歯/6番、左右の第2大臼歯/7番)が欠損していました。
奥歯で噛めるようにするために、プラスチック製の床に人工歯をつけた保険の「入れ歯」が入っていました。

厚みを感じる原因は、保険の入れ歯は壊れにくいよう厚みがあるため、上顎を大きく覆うという性質上の問題でした。

行った治療内容 厚みを薄くし、発音の問題を解決するために、上顎を覆う部分を金属にした「金属床義歯」をご提案しました。

金属を使うことにより、入れ歯自体を小さくでき壊れにくく、つけ心地も良くなることをご説明し、ご選択されました。

金属床義歯用の型取りを行い、作製しました。
完成後、噛み合わせの調整や適合のチェックを行い、お渡ししました。

治療期間の目安 3ヶ月
治療回数の目安 5回
おおよその費用 275,000円
術後の経過や現在の様子 金属床義歯になり、厚みが薄くなり発音もしやすくなりました。

患者様からは「心地良く使えていて違和感が少ない。金属の入れ歯であれば食べ物の温度が感じられるため、その点が想像以上に満足できた」と大変お喜びいただけました。

現在、入れ歯に問題はなく、定期検診にご通院されています。

治療のリスクについて ・着脱式のため、食後の清掃が必要です
・最初のうちは異物感があり、慣れるまで時間がかかる場合があります
・慣れるまでは、入れ歯の裏側の粘膜に傷ができる場合があります
クリニックより 入れ歯は費用面で保険と金属(保険適用外)で需要は分かれます。
保険を選ぶ場合には、低コストでできますが、食事の温度が感じにくくなる、また一定の厚みを感じるといった不快感を許容する必要があります。
コストを気にしない場合、金属の入れ歯のほうが満足度は高いです。

入れ歯でお悩みの方は、一度当院にご相談ください。

当院の患者様は治療後も予防や健康的な歯を維持するためメインテナンスに通われています。
当院のメインテナンスについてご覧くださいませ。

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