相談内容 |
「上の前歯の色と根元の黒ずみが気になる」とご相談をいただきました。
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診断結果 |
診察したところ、上の前歯は右側の犬歯(3番)から左側の側切歯(2番)まで、歯の土台が金属で外側だけセラミックの「メタルボンド」による被せ物(クラウン)で、透明感がなく、不自然な色味でした。
また、歯ぐきと歯の境目は土台の金属が見えて黒くなっており、見た目が悪くなっていました。
被せ物を外して確認すると、中は二次虫歯になっており、虫歯の治療と被せ物の作り直しが必要でした。
新しい被せ物の素材について患者様にヒアリングした結果、「長持ちするもので、自然な白さのものがいい」とご希望されました。
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行った治療内容 |
まずは虫歯を取りきり、患者様のご希望に沿って、耐久性が高く白さと透明感が天然歯に近い「ジルコニア」で1本ずつ被せ物を作り直す治療方法をご提案したところ、ご了承を得ましたので治療を進めました。
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治療期間 |
約2ヶ月 |
治療回数 |
約7回 |
おおよその費用 |
約455,000円(税別) |
術後の経過や現在の様子 |
治療後から現在まで、ジルコニアクラウンは問題なく使用いただけており、仕上がりも周囲の歯と違和感がない自然な色味の歯になり、患者様にもご満足いただけています。
上の前歯が白くきれいになったことから、その後 「下の歯をホワイトニングで白くしたい」と患者様からご希望があり、ホワイトニング治療に進みました。
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治療のリスクについて |
・ジルコニアクラウンは強い衝撃を受けると、割れてしまう可能性があります。
・メンテナンスを怠ると、再度虫歯になる可能性があります。
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クリニックより |
前歯の着色や色味が気になるなど、歯の見た目でお悩みがある際は、気兼ねなくご相談ください。
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