相談内容 |
「歯の着色や歯石を取りたい」とご相談いただきました。 |
診断結果 |
拝見したところ、下の歯(左右の中切歯/1番、側切歯/2番、犬歯/3番、第1小臼歯/4番)の裏側は、汚れがたまり固くなっている「歯石」により、歯の表面や歯と歯の間が埋められていました。
さらにその上に柔らかい汚れ「歯垢(プラーク)」と着色も見られました。
患者様は「タバコのヤニのせいで着色しているのかもしれない」とおっしゃっていました。
汚れに覆われている状態では歯の清掃がしっかり行えないため、虫歯だけでなく歯周病が進行する可能性があります。
早急に歯石の除去が必要と診断しました。
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行った治療内容 |
超音波で歯石を除去する「スケーリング」を行い、歯の表面と歯と歯の間をきれいにしました。
同時に着色やプラークも除去しました。
歯の表面や隙間が現れたので、患者様にはご自身での清掃「セルフケア」の方法として、歯ブラシの当て方や、歯と歯の間の汚れを取る「デンタルフロス」、「歯間ブラシ」の使い方をご指導しました。
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治療回数の目安 |
2回(上下別で通院) |
おおよその費用 |
保険適応範囲内 |
術後の経過や現在の様子 |
痛みなどもなく、初診時のように歯石や着色がたまることはなくなりました。
セルフケアもしっかりと行っていただき、きれいな状態が維持できています。
患者様には「着色や歯石がなくなってすごくすっきりした。きれいになった」と大変喜んでいただけました。
現在は歯周病治療へと移行しています。
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治療のリスクについて |
・治療中や治療後に痛みが出たり、歯がしみることがあります。
・治療後、歯茎から出血の可能性があります。
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クリニックより |
歯石をそのままにしておくと歯周病の原因となりますので、定期的に歯科医院に通い、歯石を取ることは歯周病予防になります。
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