30代女性「抜歯後放置してしまった。歯を入れたい」人工の根の「インプラント」で欠損した部分を補い、隣の歯の移動を止め、噛み合わせと見た目を改善した症例

治療前

治療後

 

相談内容 「4、5年前に右下の奥歯が虫歯になり抜歯したが、その後放置してしまった。歯を入れたい」と、ご相談いただきました。
診断結果 拝見すると、右下の奥歯(第1大臼歯/6番)が欠損していました。
歯を抜いた状態のまま時間が経過したことにより、隣の歯(第2大臼歯/7番)が隙間を埋めるように手前に倒れてきていました。
このまま放置すると今より歯が傾いてしまい、噛み合わせが崩れたり顎の関節の痛みにつながったりするため、欠損している部分の歯を補うことで歯の移動を防ぐ必要がありました。
行った治療内容 歯を失った部分を補う治療としては、人工の根を埋め込む「インプラント」、両隣の歯を支えにして人工の歯を一体化させる「ブリッジ」、取り外し式の「入れ歯」の3種類があります。
今回は患者様のご希望に添って、インプラントを行いました。
インプラントの埋入方法は「1回法」と「2回法」の2種類がありますが、より感染リスクの少ない2回法を選択しました。
治療期間 約4ヶ月
治療回数の目安 7回(消毒、抜糸含む)
おおよその費用 450,000円
術後の経過や現在の様子 インプラントにより歯が入ったことで奥歯の移動が止まり、噛み合わせと見た目が改善しました。
患者様にも大変ご満足いただきました。

現在は健康な状態を維持するために、定期的なメインテナンスにお越しいただいています。

治療のリスクについて ・インプラントは外科手術のため、術後一時的に痛みや腫れ、違和感を伴います
・セルフケア不良やメインテナンス不足、喫煙は、お口の中に大きな悪影響を及ぼし、インプラント周囲の炎症等を引き起こす可能性があります
・糖尿病、肝硬変、心臓病等の場合、インプラント治療ができない場合があります
・高血圧、貧血・不整脈等の場合、インプラント治療後に傷が治りにくくなる「治癒不全(ちゆふぜん)」を招く可能性があります
・インプラントは自費診療(保険適用外治療)となります
クリニックより 歯が抜けたまま放置すると、周囲の歯が移動したり、噛み合っていた歯が伸びたりしてしまい、歯並びや噛み合わせに悪影響が出ることがありますので、早めの処置をおすすめします。

当院の患者様は治療後も予防や健康的な歯を維持するためメインテナンスに通われています。
当院のメインテナンスについてご覧くださいませ。

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