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50代女性 見た目に影響が出ている前歯の審美性をジルコニアクラウンで改善した症例

治療前

治療後

 

相談内容 「前歯をきれいにしたい」とご相談いただきました。
診断結果 拝見したところ、左右の前歯4本がテトラサイクリン歯になっていました。

テトラサイクリン歯はテトラサイクリン系の抗生物質の服用が原因で起こり、歯が黄色や茶色っぽく変色したり、歯に横縞の模様が見られたりすることが特徴です。
特に歯の形成期(一般的に0歳から12歳頃)にテトラサイクリン系抗生物質を服用すると、変色のリスクが高まるとされています。

このまま放置することによるリスクは特にないものの、患者様は見た目を気にされているため、審美性を改善する治療が必要と診断しました。

また中央の前歯2本には白い被せ物が装着されていましたが、加齢により歯ぐきが下がってきたことで根本に黒い隙間が生じ、見た目に影響が出ています。
行った治療内容 見た目を改善する方法として、テトラサイクリン歯を一回り小さく削ったうえで被せ物を装着する治療を提案し、同意いただきました。
併せて中央の前歯2本については古い被せ物を除去し、左右の歯とともに新しい被せ物を作製することで見た目に統一感が出てより自然な仕上がりが期待できる旨を説明し、こちらも了承いただいています。

また被せ物の種類は患者様と相談のうえ、天然歯のような白さと強度を兼ね備えたジルコニアクラウンを選択しました。
ジルコニアクラウンは劣化や変色がしにくく、自然な見た目を長く維持しやすいのが特徴です。さらに、保険適用の被せ物と比較して汚れが付着しにくいため、虫歯の再発リスクを抑える効果も期待できます。
一方で自由診療のため費用がかかること、被せ物を装着する際にご自身の歯を削る必要があることもお伝えしています。

【治療の流れ】
①中央前歯2本の古い被せ物を除去し、土台の形を整える
②左右のテトラサイクリン歯4本は被せ物が装着できるように削って形を整える
③精密な型取りを実施する
④まわりの歯と調和する色調や形の被せ物を作製する

後日、完成したジルコニアクラウンを装着し見た目や噛み合わせに問題がないことを確認してから、治療を終了しました。
治療期間の目安 2ヶ月
おおよその費用 800,000円
治療のリスクについて ・装着に際し、天然歯を削る必要があります
・硬い素材の場合、他の天然歯を傷つけることがあります
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、被せ物が割れる可能性があります
・一部の治療を除き、自費診療(保険適用外治療)です

当院の患者様は治療後も予防や健康的な歯を維持するためメインテナンスに通われています。
当院のメインテナンスについてご覧くださいませ。

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当院では、歯周病にまつわるお悩みを中心とした予防歯科に力を入れております。
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