虫歯を放置したら~Part1~
「虫歯があるけど痛みがないから」、「治療途中の歯がある」が歯医者になかなか行けない、行く勇気がない という方は意外と多いと思います。
こんにちは、港北区大倉山のふかい歯科クリニックです。
今回は虫歯や治療途中の歯をそのままにしたらどうなるか何回かに分けてお話したいと思います。
虫歯は初期の状態であれば痛みを感じることはありません。
しかしある程度の大きさになると、「冷たいものでしみてきたり、 痛みを感じてきます」この時点で来院してもらえれば、治療自体も簡単な治療で、しかも回数も少なくすることが可能です。
しかし、なかなかこの時点で「歯医者に行こう」と決心されるかたは少ないように思われます。
この時期を過ぎると虫歯も大きくなり、「熱いもので痛みが出たり、痛くて眠れない」といった症状に変わっていきます。
残念ながらこの時点で来院された場合は、歯の中の「神経を取る」治療になってしまう可能性が非常に高くなります。
神経を取った歯は「根の治療」が必要になり(2~3回くらい)、最終的には「土台」を入れて補強してから「かぶせ物」をして 治療が完了となります。
このように、神経を取るほどの大きな虫歯は治療期間も長くなるのです。
神経を取ると歯の痛みはなくなります。
残念なことに、「痛みがなくなった」からという理由で、この段階で来院されなくなる方が多いようです。
「根の治療が終わらない状態で放置したらどうなるのか?」については、また次回にお話させてもらいます。
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