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60代女性「食事中に詰め物が取れてしまった」抜歯後に即時インプラントで治療した症例

治療前

治療後

 

相談内容 「食事中に詰め物が取れてしまったので治療してほしい」と来院されました。
診断結果 左上の一番奥から一つ手前の歯（第一大臼歯／6番）の被せ物が取れていました。被せ物が取れた歯と、そのさらに一つ手前の歯（第二小臼歯／5番）の2本は歯茎の中で虫歯が進行しており、抜歯が必要な状態でした。

また、左上一番奥の歯（第二大臼歯／7番）も銀でできた詰め物の下が虫歯になっていました。
行った治療内容 左上5番・6番の抜歯後の治療に関しては、患者様から「インプラントで治療したい」とご希望をいただきました。そのため、抜歯前にインプラントが適応できるか骨の状態を確認。健康で問題なかったので、抜歯と同時にインプラントを埋め込む手術を行いました。インプラントを入れた後は、ジルコニアセラミックの被せ物を作製し、装着しました。

左上7番については、患者様の噛む力が強いことから強度の高い素材で詰め物の治療を行う必要がありました。また、審美的な面でも手前の5番・6番と調和する素材がいいので両方の条件を兼ね備えている「ジルコニア」がいいと考えました。
また、ジルコニアは汚れが付きにくいため虫歯が再発しにくいというメリットもあります。虫歯予防の観点からもジルコニアが最適と思い、患者様にご提案しました。
患者様の了承も得て、古い詰め物を除去して虫歯を取り除いてから、ジルコニアセラミックの詰め物で治療を行いました。

治療期間 約8ヶ月（インプラント治療のみ）
治療回数 12回（消毒なども含める）
おおよその費用 約890,900円（左上5番・6番・7番すべての治療を含む）
術後の経過や現在の様子 治療後もしっかりと噛めることができ、患者様も満足されています。
治療のリスクについて ・外科処置を伴うので腫れや痛みが出ることがあります。
・インプラントは治療後もメンテナンスが重要になります。メンテナンスを怠ると天然歯と同じように歯周病になるリスクがあります。
クリニックより 歯を失った場合の治療法は、インプラント・ブリッジ・入れ歯の3種類がありますが、当院ではカウンセリングをしっかり行い、それぞれの治療のメリット・デメリットなどをお伝えしています。
その後に、患者様のご要望を聞いて治療を進めていきます。

当院の患者様は治療後も予防や健康的な歯を維持するためメインテナンスに通われています。
当院のメインテナンスについてご覧くださいませ。

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当院では、歯周病にまつわるお悩みを中心とした予防歯科に力を入れております。
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